アドオン開発/datファイル記述リファレンス

注意:このページでは99.17.1(makeobj48)までのバージョンでの建築物の記述例を説明しています。作成した建築物は、車庫、機関庫、造船所以外は100.0以降でも使用できます。
100.0以降は記述方法が変更されていますので、makeobj49以降を使用して、100.0以降専用の建築物を作成する場合には、アドオン開発/datファイル記述リファレンス/building(建築物)2を参照してください。

[編集]building(建築物)

キー説明
obj=building建築物の指定
name=文字列建築物名。ゲーム中固有の名称でなければなりません。翻訳ファイルのキーとなります。
空白(スペース)は使わない方がよいようです。
以下の名前は各車庫のための予約名です。TrainDepot / MonorailDepot / TramDepot / AirDepot / CarDepot / ShipDepot
copyright=文字列作者名(ここでは空白を使っても大丈夫です)。建物ダイアログに表示されます
intro_year=西暦年数登場年。以下4つは、建物が登場もしくは建設可能になる年代の範囲を指定します
intro_month=1-12登場月
retire_year=西暦年数退場年
retire_month=1-12退場月
NoInfo=1この値が1のとき、Simutransは建物ダイアログを開きません。例えば、車庫は建物ダイアログではなく車庫ダイアログが開くべきなので
Dims=x,y,layout東西の幅,南北の幅,向きで指定する建物の大きさ。
市内建築物は縦横1タイルでなければなりませんが、高さは最大4タイルまで持つことができます。
特殊建築物とプレイヤーが建設可能な建築物は最大16×16タイル、高さは4タイルまで可能です
訳注:高さ4までという制約は公式Wikiの記述なのですが、05/12/22現在の仕様ではプログラム的な制約は入っておらず、8までは動作できたそうです
layoutは向きのパターンの数です。バス停や鉄道駅は、東西・南北の2パターンが必要ですから2を、トラックヤードや港、車庫は東西南北の4パターンが必要なので4を指定します。
なお駅のextension_buildingは必ずx>=y
Type=指定語建物の種類です。stationにしたら駅ツールに現れます。
駅型建物
carstopトラックヤード。一方向からだけ出入り可能
busstopバス停のような通り抜け型の停車場。道路の両側に建設される。
station鉄道駅。鉄道上に建設する。
habour船舶用の港。水上に建てなければならない。
airport飛行機が積み荷を載せ換えるための駐機場。誘導路上に建てなければならない。
wharf運河用の港。waytype=waterの上に立てることができる
monorailstopモノレール/リニア駅
その他の建築物
hall汎用旅客用待合室。(enable_pax と extension_building を使うのが望ましい)
post汎用郵便局。(enable_post と extension_building を使うのが望ましい)
shed汎用貨物倉庫。(enable_ware と extension_building を使うのが望ましい)
mon市内の記念碑(例)
cur市内の特殊建築物もしくは郊外の観光名所(例)
tow役場
res住宅用建築物。res、com、indの三種類をまとめて市内建築と呼びます(例)
com商業用建築物
ind工業用建築物
hq本社。自社の本社です。
any未使用
指定なし固有のnameで定義される種々の建物。車庫など
enables_pax=1駅用。このフラグが真(1)ならこの駅は乗客を集めることができます
enables_post=1駅用。このフラグが真(1)ならこの駅は郵便を集めることができます
enables_ware=1駅用。このフラグが真(1)ならこの駅は貨物の受け入れと集荷ができます
extension_building=1駅用。このフラグが真(1)の場合、この建物は直接車輌を取り扱うことはできない。駅に隣接して機能を提供することができる。
Level1-50(市内建築用)市内建築は再建築されるときにレベルが増加します。各レベルにひとつ以上の建物があることが望ましいけれど、間が欠けてもかまいません。市内建築の旅客度は常にそのレベル-1の値となります。郵便度は建物の種類によって計算され、住宅は旅客度と同じ、商業建築は旅客度の二倍、工業建築は旅客度の半分の値を取ります。レベルの高い建物は大きくあるべきです。レベル50の建物は典型的な超高層ビルとなるでしょう。
訳注:128版だと51以上の建物もありますが、ここでは1-50までと説明されています
Level1-??(88.03以降、駅用)未確定情報
駅の収容数:32×Level×縦×横
駅の建設費:単価×縦×横×Level
※単価はsimuconf.tab内で定義
Passengers数値(観光名所と記念碑用)旅客度と郵便度を定義します。郵便度は常に旅客度と同じ値です。郊外の観光名所にとっては、旅行者が休日にここを訪れることを望む相対的な可能性です。
Build_Time1-65536(都市内の特殊建築物のみ)都市の人口がこの値に達したとき、そのchanceの値に応じて特殊建築物が登場が判定されます。
Location=指定文字列(観光名所用)産業施設用のLocation値に似ていますがlandとcityのみが許可されます
land郊外の観光名所用。これらはマップが生成されるときに観光名所として配置されます
cityBuild_Timeによって指定された時期に建設され、記念碑と同じように機能します
Chance=1-100(Location=cityの観光名所と記念碑用)Build_Time条件を満たしたときの出現確率。100が100%、1が1%に相当します。
NoConstruction1(省略可)一つの都市に建設可能な上限。例えば、役場は各都市に一つなので、type=towの場合はNoConstruction=1を指定します
1を指定すると、建設中の画像を使用しません。
needs_ground=1(88.10.4以降)フラグ(省略時は0)。このフラグが真(1)なら、ベースタイルを補完して描画します
climates=指定語(99.00 makeobj40以降。駅,depot以外?)建築できる気候。カンマ(,)で区切って複数指定可。
water沿岸
desert砂漠気候(デフォルトでは使用されていない)
tropic熱帯気候(デフォルトでは使用されていない)
mediterran↑標高が低い 地中海気候
temperate|        温帯気候
tundra|        ツンドラ気候
rocky↓標高が高い
arcticsummer snowlineより上の万年雪の積もる地域 極地気候
animation_time=数値(99.01、makeobj41以降)省略可。アニメーションの速度を設定します。数値が少ないほど速くなります。省略時は300。
cursor=パス.x.yカーソル用画像。詳しくは画像の指定の仕方にて。
icon=>パス.x.yツールバー内アイコンの画像。>の記号はズーム地図がズームされてもこの画像の大きさが調整されないことを指定。詳しくは画像の指定の仕方にて。=> の次に半角スペースが必要。
BackImage[向き][横][縦][高さ][アニメーション番号]([季節])=パス.x.y建物は前後2枚の画像を持つことができます。
例として、列車が止まっている駅のホームを想定すると、まず、列車の向こう側に隠れるホームが描画され、次に列車自体が、そして一番上に手前側のホームが描画されます。
建物はアニメーションさせることもできます。詳しくは画像の指定の仕方にて。
季節は99.00 makeobj40以降(未確定情報です)で省略可。[1]は降雪時の画像。(駅を含むすべての建築物で使用可)
FrontImage[向き][横][縦][高さ][アニメーション番号]([季節])=

 例)

Obj=building
Name=circle-K
copyright=DesignerName
Type=com
Level=4
BackImage[0][0][0][0][0]=./circleK.0.0

[編集]統合前の記述

この下は統合前に、「資料/アドオンのDAT書式/名所旧跡(Curiousity_Building) 」にあった記述です。
必要と思われる要素は上にすべて含みましたが、いいまわし等とりたい場合は下からつかってください。

[編集]名所旧跡(Curiousity_Building)

obj=
 オブジェクトの種類を指定します。名所旧跡では"building"(建物)を指定します。obj=building
Name=
 オブジェクの内部名を指定します。この名前はSimutransで唯一無二でなければなりません。また使用できる文字は半角英数字と一部の記号のみで、スペースや"/"などの特殊な記号は使用できません。一般名での表記を行うには各翻訳ファイル(*.tab)でこの内部名と置き換える形で表現します。
Type=
 名所旧跡は建物の種類として"cur"を指定します。
Passengers=
 この名所旧跡が持つ旅客度の数値を指定します。郵便度もこの数値に準じます。
Build_Time=
 この名所旧跡が建築される町の規模を指定します。町の人口がこの数値を超えると建築候補として検討されます。またこのパラメーターを省略すると、マップの制作時に町の周辺に適当に配置されます。
BackImage[0][0][0][0][0]=
 この名所旧跡に使用する画像集とその配置を指定します。詳しくはアドオン開発/画像/指定の仕方を参照してください。

[編集]サンプル

[編集]市内建築(IND/RES/COM)

Obj=building
Name=RES_00_01
copyright=Hajo
# type=res|com|ind
type=res
chance=100
Level=1
intro_year=1925
retire_year=1982
BackImage[0][0][0][0][0]=res.1.1

[編集]記念碑(mon)

Obj=building
Name=DenkVM
Type=mon
Passengers=60
intro_year=1970
#BackImage[Layout][x Position][y Position][Height][Phase]
BackImage[0][0][0][0][0]=g0-monuments.0.5

[編集]特殊建築物(cur)

Obj=building
Name=OldTownhall
copyright=MHz
Type=cur
Passengers=160
Build_Time=600
chance=30
intro_year=1400
retire_year=1900
BackImage[0][0][0][0][0]=cur-city.0.5

[編集]観光名所(cur)

Obj=building
Name=RUIN_0
copyright=MHz
Type=cur
Passengers=50
intro_year=1410
retire_year=1900
chance=100
Dims=2,2
BackImage[0][0][0][1][0]=cur-land.3.4
BackImage[0][0][0][0][0]=cur-land.3.3
BackImage[0][0][1][0][0]=cur-land.3.2
BackImage[0][1][0][0][0]=cur-land.3.1
BackImage[0][1][1][0][0]=cur-land.3.0

 
Last-modified: 2017-01-30 (月) 11:48:44