[[開発/datファイル記述リファレンス]] **building(建築物) [#d1463a30] |RIGHT:キー|値|説明|h |RIGHT:~obj=|building|建築物の指定| |RIGHT:~name=|文字列|建築物名。ゲーム中固有の名称でなければなりません。翻訳ファイルのキーとなります。&br;空白(スペース)は使わない方がよいようです。&br;以下の名前は各車庫のための予約名です。TrainDepot / MonorailDepot / TramDepot / AirDepot / CarDepot / ShipDepot| |RIGHT:~copyright=|文字列|作者名(ここでは空白を使っても大丈夫です)。建物ダイアログに表示されます| |RIGHT:~intro_year=|西暦年数|登場年。以下4つは、建物が登場もしくは建設可能になる年代の範囲を指定します| |RIGHT:~intro_month=|1-12|登場月| |RIGHT:~retire_year=|西暦年数|退場年| |RIGHT:~retire_month=|1-12|退場月| |RIGHT:~NoInfo=|1|この値が1のとき、Simutransは建物ダイアログを開きません。例えば、車庫は建物ダイアログではなく車庫ダイアログが開くべきなので| |RIGHT:~Dims=|x,y,layout|東西の幅,南北の幅,向きで指定する建物の大きさ。&br;市内建築物は縦横1タイルでなければなりませんが、高さは最大4タイルまで持つことができます。&br;特殊建築物とプレイヤーが建設可能な建築物は最大16×16タイル、高さは4タイルまで可能です&br;訳注:高さ4までという制約は公式Wikiの記述なのですが、05/12/22現在の仕様ではプログラム的な制約は入っておらず、8までは動作できたそうです&br;&size(10){layoutは向きのパターンの数です。バス停や鉄道駅は、東西・南北の2パターンが必要ですから2を、トラックヤードや港、車庫は東西南北の4パターンが必要なので4を指定します。&br;なお駅のextension_buildingは必ずx>=y};| |RIGHT:~Type=|指定語|建物の種類です。stationにしたら駅ツールに現れます。| |~||''駅型建物''| |~|carstop|トラックヤード。一方向からだけ出入り可能| |~|busstop|バス亭のような通り抜け型の停車場。道路の両側に建設される。| |~|station|鉄道駅。鉄道上に建設する。| |~|habour|船舶用の港。水上に建てなければならない。| |~|airport|飛行機が積み荷を載せ換えるための駐機場。誘導路上に建てなければならない。| |~|wharf|運河用の港。waytype=waterの上に立てることができる| |~|monorailstop|モノレール/リニア駅| |~||''その他の建築物''| |~|hall|汎用旅客用待合室。(enable_pax と extension_building を使うのが望ましい)| |~|post|汎用郵便局。(enable_post と extension_building を使うのが望ましい)| |~|shed|汎用貨物倉庫。(enable_ware と extension_building を使うのが望ましい) | |~|mon|市内の記念碑| |~|cur|市内の特殊建築物もしくは郊外の観光名所| |~|tow|役場| |~|res|住宅用建築物。res、com、indの三種類をまとめて市内建築と呼びます| |~|com|商業用建築物| |~|ind|工業用建築物| |~|hq|本社。自社の本社です。| |~|any|未使用| |~|misc|固有のnameで定義される種々の建物。車庫など| |RIGHT:~enables_pax=|1|''駅用''。このフラグが真(1)ならこの駅は乗客を集めることができます| |RIGHT:~enables_post=|1|''駅用''。このフラグが真(1)ならこの駅は郵便を集めることができます| |RIGHT:~enables_ware=|1|''駅用''。このフラグが真(1)ならこの駅は貨物の受け入れと集荷ができます| |RIGHT:~extension_building=|1|''駅用''。このフラグが真(1)の場合、この建物は直接車輌を取り扱うことはできない。駅に隣接して機能を提供することができる。| |RIGHT:~Level|1-50|(市内建築用)市内建築は再建築されるときにレベルが増加します。各レベルにひとつ以上の建物があることが望ましいけれど、間が欠けてもかまいません。市内建築の旅客度は常にそのレベル-1の値となります。郵便度は建物の種類によって計算され、住宅は旅客度と同じ、商業建築は旅客度の二倍、工業建築は旅客度の半分の値を取ります。レベルの高い建物は大きくあるべきです。レベル50の建物は典型的な超高層ビルとなるでしょう。&br;訳注:128版だと51以上の建物もありますが、ここでは1-50までと説明されています| |RIGHT:~Level|1-??|(88.03以降、駅用)未確定情報&br;駅の収容数:32×Level×縦×横&br;駅の建設費:単価×縦×横×Level&br;※単価はsimuconf.tab内で定義| |RIGHT:~Passengers|数値|(観光名所と記念碑用)旅客度と郵便度を定義します。郵便度は常に旅客度と同じ値です。郊外の観光名所にとっては、旅行者が休日にここを訪れることを望む相対的な可能性です。| |RIGHT:~Build_Time||(記念碑と都市内の特殊建築物のみ)都市の人口がこの値に達したとき、そのchanceの値に応じて記念碑や特殊建築物が登場が判定されます。| |RIGHT:~Location=|指定文字列|(観光名所用)産業施設用のLocation値に似ていますがlandとcityのみが許可されます| |~|land|郊外の観光名所用。これらはマップが生成されるときに観光名所として配置されます| |~|city|Build_Timeによって指定された時期に建設され、記念碑と同じように機能します| |RIGHT:~Chance=|1-100|(Location=cityの観光名所と記念碑用)Build_Time条件を満たしたときの出現確率。100が100%、1が1%に相当します。| |RIGHT:~NoConstruction|1|(省略可)一つの都市に建設可能な上限。例えば、役場は各都市に一つなので、type=towの場合はNoConstruction=1を指定します&br;&size(10){1を指定すると、建設中の画像を使用しません。};| |RIGHT:~curcor=|パス.x.y|カーソル用画像。詳しくは[[画像の指定の仕方>開発/datファイル記述リファレンス#BackImage]]にて。| |RIGHT:~icon=|>パス.x.y|ツールバー内アイコンの画像。>の記号はズーム地図がズームされてもこの画像の大きさが調整されないことを指定。詳しくは[[画像の指定の仕方>開発/datファイル記述リファレンス#BackImage]]にて。| |RIGHT:~BackImage|パス.x.y|建物は前後2枚の画像を持つことができます。&br;例として、列車が止まっている駅のホームを想定すると、まず、列車の向こう側に隠れるホームが描画され、次に列車自体が、そして一番上に手前側のホームが描画されます。&br;建物はアニメーションさせることもできます。詳しくは[[画像の指定の仕方>開発/datファイル記述リファレンス#BackImage]]にて。| |RIGHT:~FrontImage|~|~| ~ 例) Obj=building Name=circle-K copyright=DesignerName Type=com Level=4 BackImage[0][0][0][0][0]=./circleK.0.0 **統合前の記述 [#mfe23c8a] この下は統合前に、「資料/アドオンのDAT書式/名所旧跡(Curiousity_Building) 」にあった記述です。 必要と思われる要素は上にすべて含みましたが、いいまわし等とりたい場合は下からつかってください。 *名所旧跡(Curiousity_Building) [#u85f96a4] :obj=| オブジェクトの種類を指定します。名所旧跡では"building"(建物)を指定します。obj=building :Name=| オブジェクの内部名を指定します。この名前はSimutransで唯一無二でなければなりません。また使用できる文字は半角英数字と一部の記号のみで、スペースや"/"などの特殊な記号は使用できません。一般名での表記を行うには各翻訳ファイル(*.tab)でこの内部名と置き換える形で表現します。 :Type=| 名所旧跡は建物の種類として"cur"を指定します。 :Passengers=| この名所旧跡が持つ旅客度の数値を指定します。郵便度もこの数値に準じます。 :Build_Time=| この名所旧跡が建築される町の規模を指定します。町の人口がこの数値を超えると建築候補として検討されます。またこのパラメーターを省略すると、マップの制作時に町の周辺に適当に配置されます。 :BackImage[0][0][0][0][0]=| この名所旧跡に使用する画像集とその配置を指定します。詳しくは[[開発/datファイル記述リファレンス]]にある「画像の指定の仕方(建物)」を参照してください。