スケジュール設定についてチュートリアル/貨物輸送入門で省略した内容をここで説明します。
waiting timeは設定した時間の間、停車し続けることができます。
ただし、積載率の設定が1%以上に設定しないと機能しません。
また乗り物が積載率以上旅客または貨物を載せている場合はwaiting timeに関わらず
すぐ出発します。
それではwaiting timeを設定する手順を説明します。
まず、積載率を設定します。
指定路線の下のプルダウンが「積むまで待機」であることを確認し、
その下のMinimum loadに積載率を設定します。(赤枠部分)
画像は積載率を1%にしてますが、
積載率を最大の100%にすると積載率以上の乗車でのwaiting time キャンセルが
発生しにくくなります。
次にwaiting timeを設定します。
waiting timeは積載率設定のすぐ下のMax, waiting timeで設定します(下の画像の赤枠部分)。
テキストボックスが3つ並んでますが、待機する時間のレンジで別れています。
一番左から日、時間(hour)、分(minites)を設定できます。
つまり、一番左のテキストボックスに「2」を設定すると最大2日駅に留まります。
一番右のテキストボックスに「34」を設定すると最大34分駅に留まるわけです。
上の画像の設定では、浦佐北西駅に到着すると列車は最大1時間10分留まります。
なお積載率が1%を超えると問答無用で出発します。
時刻表について参照。
乗り物を動かし始めると、駅に旅客や貨物が貯まるようになってきます。
そこで、乗り物を増発しようと考えます。
増発にあたって、信号の設置や駅施設の拡張が必要になります。
駅を拡張したら施設を最大限利用したいですよね。
ここでは、乗り物ごとに発着する場所を変える方法について説明します。
鉄道駅は、スケジュールで設定したホームに入線します。
バス停は、スケジュールで設定した停留所で客の乗降扱いをします。
乗り物は「スケジュール」によって行き先が決められています。
スケジュールは各車両のスケジュールウィンドウから設定することができます。
図1 スケジュールの例。A駅からE駅までの各駅に停車し、E駅に到着したらA駅まで折り返す。
しかし、多くの乗り物を運用するようになった場合はどうでしょう。
いちいちひとつひとつの乗り物にスケジュールを設定しなければなりません。
そこで登場したのが路線機能です。
乗り物の経路を路線として登録しておくと、乗り物を登録されている路線に割り当てることができます。
路線の経路が変更されれば、その路線が割り当てられている乗り物全ての経路も変更されます。
また、路線には名前も付けられるので、分類が容易です。
図2 路線の例。複数の乗り物への同経路割り当てが容易。
路線機能は画面上部のツールバーでネットワークみたいなボタン(赤枠部分)を押下するか、[w]キー押下で表示します。
路線の設定は、設定したい乗り物のタブをクリックし、「路線作成」ボタンを押下します。現れたスケジュール設定画面で停車駅を設定します。
路線名の変更は路線編集画面の上部のテキストボックス(赤枠部分)を編集後、Enterキーを押下する必要があります。
乗り物に路線を設定する方法は、乗り物をクリックし、スケジュールタブを開いたとき、または車庫のダイアログ上部の「指定路線」のプルダウンで設定します。
路線を削除する方法は、所属する乗り物を全て削除してから
路線編集画面の路線削除ボタンを押下、でできます。