アドオン開発
あちこちに分散しているmakeobjに関する記述を整理してリファレンスを作成しようという試み。まだコンテンツは未完成です。
SourceForge:makeobjからWindows,Linux,BeOS版のコンパイル済みmakeobjの実行ファイルがダウンロードできます。
また、国際フォーラムのsimutransダウンロードページにて、各バージョンに対応した実行ファイルが該当するバージョンのスレッドにリンクが貼られています。
makeobjはCUIツールです。コマンドプロンプトなどのCUIシェルから使用します。
makeobjをpathの通った場所におくか、makeobjのあるフォルダで実行します。
Linuxの場合は「./makeobj」と[./]が必要ですが、Windowsでは単に「makeobj」です。
makeobj.exeを使ってみよう
オプションは大文字小文字を区別しません。
makeobj pak makeobj pak ./ ./フォルダ内のすべてのdatファイルを読み込み、個々のpakファイルを作成します。作成されるファイル名は「menu.WindowSkin.pak」のように「オブジェクトの種類.オブジェクト名.pak」になります。
makeobj pak new.pakフォルダ内のすべてのdatファイルを読み込み、new.pakを作成します。複数のオブジェクトがある場合にはpakライブラリファイルになります。
makeobj pak ./ sample.datsample.datを読み込み、個々のpakファイルを作成します。この場合最初の「./」は省略できません。
makeobj pak temp.pak ./sample.datsample.datを読み込み、temp.pakを作成します。
makeobj merge new.pak a.pak b.pak c.paka.pak b.pak c.pakの3つのpakファイルを結合し、new.pakを作成します。
makeobj merge new.pak *.pakフォルダ内のすべてのpakファイルを結合し、new.pakを作成します。
ground.Outside.pakというpakファイルは特別なファイルですので、他のpakと結合したり、名前を変更してはいけません。
found 2 files to extract writing 'building.HQ1.pak' ... writing 'building.HQ2.pak' ...
makeobj list building.hq.all.pakbuilding.hq.all.pakファイル内のpakオブジェクト名の一覧を表示します。
Contents of file building.hq.all.pak (pak version 1001): type name ---------------- ------------------------------ building HQ1 building HQ2
makeobj dump building.IND_00_02.pakbuilding.IND_00_02.pakファイル内のノード情報を表示します。
File building.IND_00_02.pak (version 1001): ROOT-node (root) 0 bytes BUIL-node (building) 26 bytes TEXT-node (text) 10 bytes 'IND_00_02' TEXT-node (text) 8 bytes 'Patrick' TILE-node (tile) 7 bytes IMG2-node (imagelist2d) 4 bytes IMG1-node (imagelist) 4 bytes IMG-node (image) 9490 bytes IMG2-node (imagelist2d) 4 bytes
This program can pack the following object types (pak version 1001) : bridge building citycar crossing cursor (...以下省略)
makeobj quiet pakフォルダ内のすべてのdatファイルを読み込み、個々のpakファイルを作成します。
makeobjを、pakのソースであるdatとpngの入ったフォルダにコピーして置いてしまいます。makeobj自体は小さいプログラムなので容量はあまり気になりません。フォルダ内でファイルを選択していない状態で、Shift+右クリックをすると、メニューに「コマンド ウィンドウをここで開く」が表示されます。これを使うとコマンドプロンプトをすぐそのフォルダで開くことができるので、直接makeobjのコマンドを入力して、長い相対/絶対パスの入力も必要なく楽々pakが作成できます。
上記の応用編です。makeobjをWindows標準のコマンドであるcdやdirと同じように、コマンドプロンプト上ですぐ呼び出せるようにしてしまいます。設定にはやや高度な操作が必要ですが、一度設定すれば事前の準備なくどこでもmakeobjの実行が可能になります。ダウンロードしたMakeobjを、パスを通すためのフォルダに入れて、そこにパスを通します(他のファイルにもパスが通るのを避けるため、専用のフォルダが望ましいです)。パスの通し方は、こちらのサイトなどを参照してください。http://next.matrix.jp/config-path-win7.html http://pocketstudio.jp/win/xp/path.html
バッチファイルの中身はテキストで、コマンドプロンプトで使用するのと同様のコマンドが記述されています。ダブルクリックすることで記述されたコマンドを実行することができます。バッチファイル自体をコピーして少し書き換えれば、コマンドを覚える必要もなく使いまわしも簡単です。基本的にはmakeobjをコマンドプロンプトで使う際と同じコマンドを、テキストエディタで入力し、拡張子を.batで保存すれば使えます。