//ここでは99.17.1のシステムを解説しています。88系の情報を混ぜないでください

*信号の解説 [#a3a9185d]
このゲームでは、信号の使い方が非常に重要です~
あまり信号に詳しくない人でもゲームができるように、信号について解説しようと思います⌣~

この説明はバージョン99.17.1をベースに書かれています。それ以外のバージョン(特に88以下)では仕様が異なります。

#contents

**信号の設置方法 [#zf444d40]

信号を設置するには、「鉄道ツール」の「信号(Signal)」を選び、線路上の設置したい場所をクリックします。

**信号の向き [#kcdc9151]

信号の向きは、単方向進入可能(右・左)・両方向進入可能の三種類があります。
信号が表示されている方向からのみ、信号に進入できます。
信号の向きを変えるには、その信号の上でクリックします。
クリックするたびに向きが変わりますので、希望の向きになるまで複数回クリックしてください。
(既にある信号の向きを変える時には費用は発生しません。)

**システムの基礎 [#y9a7f66b]
***閉塞区間とは [#f195d6e1]

信号と信号の間のことを「閉塞区間」と呼びます。
通常の鉄道では、1つの閉塞区間には1編成しか入れない、という決まりになっています。
(現バージョンのSimutransではそうじゃない場合があります。)
たとえば、図中の黄色の201系は、先の閉塞区間に他の列車がいるので、信号から先に進むことはできません。

***ルートの予約 [#ed0ed54b]

Simutransの信号システムを理解するうえで最も重要となる予約の概念を説明します。
まずは、試しに[B]キーを押してみましょう。図のように線路が赤くなったと思います。
この赤い区間が、予約済みの区間なのです。
予約された区間には、(信号が正しく設置されていれば)他の列車は入れません。
予約システムの挙動は信号の種類によって異なるので、種類別にその挙動を見てみましょう。
それぞれの信号の使い道については、後の方で説明します。

**各信号の機能 [#ge0329cb]
-信号(Signal)
--次の閉塞区間に駅(目的地)がない場合
~次の信号までの区間が他の列車に予約されていなければ、その区間を予約して進行します。
--次の閉塞区間に停車駅がある場合
~この場合、Simutransの信号システムは通常の鉄道と異なる挙動を示します。
信号に差し掛かった列車は、次の駅までしかチェックしません。
つまり、次の信号より手前に他の列車がいても、駅までの区間さえ空いていれば列車は進行することができます(・3・)

-二閉塞信号(プレシグナル, Presignal)
~通常の信号が次の信号までの区間をチェックするのに対し、プレシグナルは2つ先の信号までをチェックし、
その区間が他の列車に予約されていなければ、進行することができます。
プレシグナルを進行する際は、その列車は2つ先の信号までの区間を予約します。
ただし、次の信号より手前に停車駅があるときは、駅までの区間しかチェックも予約もしません。

-チューズシグナル(Choosesignal)
~次の駅までの区間が空いていれば、通常の信号と同様にその区間を予約して進行します。
その区間に他の列車がいても、その駅の他のホームに入線可能な場合には、空いてるホームを選んで進行します。

-進入禁止標識(RailClose)
~これは標識です。列車がルート選択をする際に、この標識を通るルートを避けます。
一方通行させたいときなどに使います。

-EndofChooseTrack
~チューズシグナルと組み合わせて使います。
この標識が立てられた経路は選択しないようになります。